NEWSニュースリリース

世界137ヶ国のプリペイド式携帯電話へチャージ可能なビットコイン海外送金サービス「Sobit」提供開始のお知らせ

2017年7月28日

当社は、2017年7月28日より、東京大学発のベンチャー企業である合同会社ジャノム(本社:東京都品川区、代表社員:日向 理彦)と共同開発したビットコイン海外送金サービス「Sobit」の提供を開始いたします。

「Sobit」は、仮想通貨ビットコインを使って海外の通信会社が運営するプリペイド式携帯電話へ入金(チャージ)ができる、ビットコイン海外送金サービスです。ユーザーは、ビットコインを持っていれば、オンライン上のみでプリペイド式携帯電話への入金(チャージ)が可能となります。


https://sobit.jp/

日本では馴染みが薄いですが、日本やアメリカを除く国ではプリペイド式携帯電話の市場シェアが非常に高く、特にアジアやアフリカを中心とした新興国においては、ポストペイ(後払い)と呼ばれる口座引き落としよりも、プリペイド(先払い)の支払方法が圧倒的に普及しています。Sobitでは、入金(チャージ)先の携帯電話番号を入力し、ビットコインを送金するだけで、オンライン上でプリペイド入金が完了できます。Sobitユーザーは、個人情報やクレジットカード情報などを入力することなく、オンライン上から世界137ヶ国・累計551社のプリペイド式携帯電話へチャージすることが可能となります。ユーザーはSobitにアクセスして、国の指定と入金(チャージ)先の携帯電話番号を入力し、対象携帯電話会社を確認して入金(チャージ)金額を指定すると、必要なビットコイン額と送金先が表示されます。そこにビットコインを送金すると、送金が確認され次第すぐにプリペイド式携帯電話を使用することができます。Sobitは英語対応サービスですが、今後、多言語対応を行いグローバルサービスを目指します。

当社は、スマートフォン端末をメインデバイスとするインターネットメディアを企画、開発、運営することを主業としており、現金や電子マネー等に交換可能なポイントサービスを運営しております。それらのポイントは、一種の仮想通貨であると定義しており、グローバルな仮想通貨であるビットコインとは非常に親和性が高いと考えております。今月12日にはビットバンク株式会社と資本提携を強化して持分法適用関連会社化を行うとともに、コインチェック株式会社、株式会社Orb、シビラ株式会社などとも提携をしており、仮想通貨・ブロックチェーン関連ベンチャーと連携を行っております。

ジャノムは、東京大学大学院在籍の日向理彦氏により設立された、暗号通貨・仮想通貨ベンチャーです。2016年に当社とビットコインサービスの共同開発で業務提携をしており、2016年11月に第1弾としてビットコイン送金サービス「CoinTip」をローンチしております。

2017年4月の改正資金決済法の施行に伴い、決済通貨としてビットコインの法的裏付けがされました。「取引所」サービスにおいては多数の企業が参入することが想定されておりますが、仮想通貨を「送金」、「決済」するといった、社会の利便性を高める分野のサービスが不足していると考えております。今後も、当社とジャノムではビットコインのキラーアプリとなる、サービス分野でのアプリケーション開発を継続し、ビットコインの普及と利便性向上を図ってまいります。

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