当社は、IPFS infinite JAPAN株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:寺内 一貴、以下IPFS infinite JAPAN)と、11月30日付けで資本業務提携しましたので、お知らせいたします。
当社は、スマートフォン向けインターネットメディアを企画・開発し運営することを主業としており、現金や電子マネー等に交換可能なポイントサイト「モッピー」を運営しております。モッピーで貯めることができるポイントは一種の暗号資産(トークン)であると定義しており、グローバルに普及が進む暗号資産(トークン)・ブロックチェーン技術とは、非常に親和性が高いと考えております。非現金決済社会(≒トークンエコノミー)が進む中で、当社では暗号資産販売所「CoinTrade」を運営する登録暗号資産交換業者で連結子会社の株式会社マーキュリー(以下、マーキュリー)と、持分法適用関連会社である国内大手暗号資産取引所のビットバンク株式会社にて、暗号資産・ブロックチェーン関連事業を展開しております。マーキュリーにおいては、2017年からマイニング(ステーキング)事業を行っているとともに、当社においては日本初のIEO(Initial Exchange Offering)を実施した株式会社Hashpaletteが運用するエンタメ特化ブロックチェーン「パレット(Palette)」のコンソーシアムメンバーの一員となり、同チェーンのステーキングとガバナンスに参加する等、セレスグループとしてマイニング(ステーキング)事業に積極的に取り組んでおります。また、最近、国内においても盛り上がりを見せているNFT(Non Fungible Token)に関しても、株式会社HashPortを始めとする複数のベンチャー企業に積極的に投資しております。
一方、IPFS infinite JAPANは、東京都千代田区に日本最大(世界約3,600事業者のうち約150位)である32PiB(32ペタバイト、ペタバイトはテラバイトの1,024倍)の次世代分散型IPFS/Filecoin データセンターを構築・管理・運営しています。Filecoinマイニング専用のチューニングを行った高スペックサーバーマシン上で自社マイニングプールの国内での運用の他、マイニング機器の委託管理も行なっております。
Filecoinとは、従来のインターネットへの情報アクセス方法である「http」に置き換わる可能性のある新技術である「IPFS」の根幹技術を構成するブロックチェーンシステムのインセンティブとなる暗号資産であります。「IPFS」は、「http」の弱点と言われる耐改ざん性や耐検閲性という性質を備えており、新しい時代のインターネットのインフラを担うとされているWeb3.0の中核技術として大きく注目されています。またNFTに関しても、NFT自体が複製、改ざんされない性質を持っていたとしても、従来型の「http」を通じたサーバで保管すると耐改ざん性は失われてしまうことから、耐改ざん性を有するIPFSでのNFTの保管に親和性が高く、すでに多くのNFTはIPFSネットワーク上で保存・保管されています。
【従来のインターネット(Web2.0)】 【IPFSネットワーク(Web3.0)】
当社は、IPFS infinite JAPANとの資本業務提携を通じて、Filecoinマイニング事業を推進し、これまで以上にマイニング(ステーキング)事業に積極的に取り組むとともに、Web3.0 時代に向けた個人向け・事業者向けの分散型データセンター事業や、今後の発展が期待されるNFT関連事業など、ブロックチェーン分野の新規事業を開拓していきます。
■IPFS infinite JAPAN 会社概要
会社名 :IPFS infinite JAPAN株式会社
代表者 :代表取締役社長 寺内 一貴
所在地 :東京都千代田区神田練塀町3 富士ソフト秋葉原ビル
設立年月日:2021年5月14日
URL :https://ipfsinfinite.jp/
■お問い合わせ先
株式会社セレス 広報担当
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