2009年に始まった私たちの植林活動。
皆様のご協力で約1,000本の苗木を植林することが出来ました。
まだまだ小さな苗木たちですが、これからの地球・未来のために、50年後・100年後に豊かな緑の森が広がっていることを願い、植林活動を行いました。
カーボンオフセットは、どうしても削減できないCO2排出量を、植林などによるCO2吸収量や削減事業によって、オフセット(埋め合わせ)する活動です。
植林によるカーボンオフセットは、企業や市民など幅広い主体による自発的なCO2削減が促進されると同時に、植林の実施によって植林地の貧困解決にもつながります。
中国内蒙古は、砂漠化の影響を受けやすい地域の1つです。内蒙古の砂漠化は、現地でも深刻な問題として取り上げられています。
例えば、中国の砂漠化した土地は173万平方キロメートルあると言われていますが、現在整備が待たれている53万平方キロメートルの整備は、現在のスピードで計算すると約300年後だと林業局は発表しています。※出典「人民網」2011年3月15日
砂漠化の原因としては様々なことが言われています。伐採や放牧、過剰な農耕地転換などの直接的な人的要因や、人間の経済活動により影響をうけた気候変動の問題など枚挙に遑がなく、またそれぞれが複雑に絡み合っているのが現状です。
ヨーロッパ・シベリア・ヒマラヤ・北アメリカ・日本などの北半球の亜寒帯に分布している樹種で乾燥に強く、成長が早い(30年間で約250kgのCO2を吸収)ことが特徴です。
根付きやすく成長が早いため、日本では、戦後の拡大造林に用いられました。深刻な干ばつに見舞われることの多い現地において、カラマツは植林に最も適した植物の1つです。